丹羽隆志の建物デザイン、グリーン建築へのとりくみ

ベトナム・建築家日記

建築について

アウトプットの繰り返しで見つける次のターゲット

投稿日:2013年6月27日 更新日:

 

日曜日、日経アーキテクチュア樋口智幸記者と、案内役のハノイの03-の竹森紘臣氏が来所。

 

樋口記者は、東南アジア四カ国の建築事情と日本人建築家の活躍の特集号のためにホーチミンとハノイを取材されているそうです。

樋口記者とコンビを組んでいる、旧知の島津翔記者がそのほかのインドネシア、シンガポール、マレーシアを担当しているそう。土木、都市計画、建築、インダストリアルデザインなど、都市空間を構成する他分野の若者を集めて課題に取り組むグランドスケープ・デザインワークショップを通じて知り合い、夜な夜な語りあった日々を懐かしく思い出します。

あのころのすばらしい仲間たちは、今は僕と同じように海外へ飛び出して働いていたり、大学で教鞭をとっていたり、自分のオフィスを構えたりと、それぞれの分野の第一線で活躍しています。近況を聞くたびに元気をもらえる貴重な存在です。

 

 

ちょうど朝からダナンのリゾートプロジェクトのミーティングがあったので、HCMへ飛び立つ前のギアも同席でき、インタビューへ。フライトがすぐとのことだったので紹介程度になるかと思いきや、しっかり1時間超の取材になりました。

こうやって他人に自分たちのやっていることを説明する機会があると、普段話している内容でもストーリーをもって語られてきたり、明快な説明になってくるので、こちらでも発見があります。彼も言っていましたが、繰り返しのアウトプットが自己確認にもなり次のターゲットをクリアにする源泉。自分もアウトプットを増やしていくことにこの数ヶ月は集中してみようと考えています。文章しかり、スケッチしかり、プレゼンテーションしかり。

 

夜、妻ともその話題になり、アウトプットの大事さについて話が深まります。

「習うより慣れろ」とはものごとの上達の基本質の高いアウトプットを出すための環境とそれを実現する教育の大事さへと話はひろがります。形のセンスはあるが、プランニングが苦手なベトナム人スタッフ。言葉の違いによるミスコミュニケーションはいつも問題になりますが課題を与えれば一生懸命答えてきます。一緒にアウトプットの生産に邁進する数ヶ月にしようと考えています。

 

 

インタビューのあと、お二人を今春竣工したばかりのレビン邸へ案内しました。来週に控える写真家の大木宏之氏の写真撮影の下見もかねてです。外観を覆うスチールの縦格子に這わせたホアジュンという蔦が順調すぎるほど伸びていて、ファサードを埋め尽くしています。亜熱帯気候の植物の生命力の強さを感じるファサードになったと思います。今回のプロジェクトでは、ずいぶんとハノイの植物について勉強ができました。樹木・植物の種類から、探し方、搬入の仕方、流通の方法などなど。

お二人はその後、ダイライ・フラミンゴ・リゾートへ。あいにくの雨模様でしたが、ダイライへ到着したとたん晴れ間ができたようです。樋口氏の記者魂に天が答えてくれたのだと思います。

 

 

プロジェクトの完成・発表も、大きなアウトプットの成果の一つ。

うまくいった点、どうしてもおさまらなかった点。プロジェクトを通して学べることがたくさんあります。その集大成が写真撮影。よい写真になるように頑張ってきたいと思います。

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