丹羽隆志の建物デザイン、グリーン建築へのとりくみ

ベトナム・建築家日記

アート ハノイ・クリエイターズ・クラブ

本名さんのベトナム愛がつむぎだす音楽たち:「ハノイ・カルティベート・トーク05」

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2014年4月19日、土曜日の夕刻に行われた第5回目のハノイ・カルティベート・トークでは、ベトナム国立交響楽団(VNSO)の音楽監督、主席指揮者である本名徹次さんにお話いただきました。

ハノイ・カルティベート・トーク05 本名徹次さんのお話

 

ハノイ・カルティベート・トーク05で話される本名徹次さん

ハノイ・カルティベート・トーク05で話される本名徹次さん(撮影:山本幸治)

 

 

当日は、先生のご希望で立ったままマイクなしでのトーク。聞き役の勝恵美さんが上手にお話しを引き出してくださり、終始、和やかにお話いただきました。

音楽とのかかわりはじめから指揮者修行時代、ベトナムでの活動まで、本当に興味深い談話を通して伝わってきたのは、ベトナムに対する愛、愛、愛。

 

個性を魅力に

いままさにこれから、のベトナムでは、人も自由気ままに振舞う。その気ままさを、遅れている、とみるか、個性、と見るか。もちろん後者である本名さん。ベトナムを誇る人たちが時にみせる団結力に光り輝く可能性を見出して、地道に育てていこうという姿勢に感銘をうけました。仕事場での人間関係、スタッフ教育に悩みながらハノイで奮闘する方々には大きな後押しになったに違いありません。僕も含めて。

個性あふれる団員さんたちをまとめあげて、ベトナム人気質を失わずに「世界で一番チャーミングなオーケストラにしたい」と話す本名さんの言葉の端々から、ベトナムという国でチャレンジすることの楽しさを改めて再確認させていただきました。

 

活動を支えるメセナたち

また、音楽という文化的な活動が日本企業をはじめとした多くのメセナの方々のサポートによって成し遂げられていることも、それに対して本名さんが並々ならぬ感謝をされていることも伝わってきました。演奏を聴いたときに感じた本名さんが指揮者としてつくる大きな流れのようなもの、それは舞台上だけにとどまらず、ベトナムのアートシーンの大事な部分を担うVNSOの活動の根本にまで深く及んでいる。おそらく与えられた役割を大きく飛び越えて、VNSOの活動を元から支えておられる。そのことが多くのファンを生み出す本名さんの大きな魅力なのだと、そしてそれをご本人も楽しんでおられるのだと感じることのできたトークとなりました。

 

VNSOは世界へ

ちなみに僕がつい先日の演奏で感銘を受けたオーボエ奏者の方は海外のオーケストラへの移籍がきまっているとか。多くの団員が実力をつけ海外へ移籍する実力を身につけてきているというベトナム国立交響楽団。今後も活躍が楽しみです。

当日は52名の方にお越しいただきました。また、二次会には30人の方にご参加いただきました。どちらともこれまでの最多人数。たくさんの方にご参加いただきましてありがとうございました。トーク会場は、今回のイベントを主催された竹森紘臣さんのデザインしたジャパン・ファンデーションの図書館をつかわせていただきました。本に囲まれた文化的な香りのする場所がトークを盛り上げました。会場をご提供いただきましたジャパン・ファンデーションの皆様もありがとうございました。

 

HCT05運営チーム:伊藤雅、勝恵美、竹森紘臣、トラン・ダイ・ギア、丹羽隆志、山本幸治、会場設営にご協力いただいたみなさま、ジャパンファンデーションのみなさま。

 

 

トーク第6回:白井大介さんの会のお知らせ

次回のハノイ・カルティベート・トークは、青年海外協力隊で活躍されている白井大介さんをおまねきして「私が歩いたベトナム-地域の多様性と未来への可能性を探して」と題してお話いただきます。

ベトナム各地を飛び回り、現地の協力隊員と触れ合われる中で得られた知見から、どんなことをお話いただけるのか大変楽しみにしています。また、白井さんの撮られたベトナム国内外のすばらしい写真を拝見できる貴重な機会です。

ぜひ皆様、5月24日のトークに足をお運びください。

 

詳細はこちら。

ハノイ・カルティベート・トーク06:白井大介さんのお話

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