展覧会レビュー「Anima」by Maritta Nurmi

Art Vietnam Gallery からお知らせをもらっていたベトナム在住20年のフィンランド出身の画家、マリータ・ヌミさんの展覧会へ。最終日に滑り込みで行ってきました。

Dogs n' Dots : Maritta Nurmi from Art Vietnam Gallery
Dogs n' Dots : Maritta Nurmi from Art Vietnam Gallery

Maritta Nurmi – Artist information@Art Vietnam Gallery

会場はMANZI Art Space。

旧市街の北、Phan Huy Ich通りにありました。

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ブーゲンビリアで彩られた門をくぐると、そこは2階建てのこじんまりとしたギャラリー。

内部にはゆったりとした椅子がおいてあり、カフェとしても使われています。

今回の展覧会は新しい作品ばかりでしたが、Yen Lac通りにあるアート・ベトナム・ギャラリーのメインギャラリーには、気になっているマリータさんのThe Grailというシリーズの作品が飾ってあるとのこと。

ぜひ時間をみてうかがいたいと思っています。

初めて訪れたMANZIギャラリーでしたが、ギャラリーの中でお茶をしながらゆっくりできるというのはよかったです。毎日朝9時から深夜24時までやっているとのことでしたので、ゆっくりと本を読んだりするのにもよさそうです。

明るく、ひろびろとしたアートつきのカフェ空間というのは、ハノイでもなかなかありません。他にete café やfactoryなどがありますが、どちらかというとバーのような佇まいで夜用です。

昼間にお茶をゆっくりということであれば、このMANZIギャラリーがおすすめです。

2階の窓から見えるブーゲンビリアは、ベトナムではホアゼイ(Hoa giay:紙の花という意味)と呼ばれます。南米原産の花ですが、水がほとんどいらず生命力がすごいのでベトナムでも好んで庭の植栽につかわれる木です。ベトナムでよく見るものは蔦状で塀の上に茂っていることが多いのですが、ここの濃いサーモンピンクのブーゲンビリアは、枝がまっすぐ上に伸びていく、とても珍しい樹形でした。この縦に伸びるブーゲンビリア、一列に植えても緑の壁ができておもしろそうです。

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帰り際には、僕の地元にある北陸先端科学技術大学院大学で勉強し、現在は富士通につとめているというベトナムの方ともお知り合いに。自宅がMANZIギャラリーの隣だそうです。

いろいろな人と気軽に出会える適度な距離感がハノイの魅力。

その出会いを引き出すアート空間の力を感じた一日でした。

展示をみてお茶をしたあと、マリータさんと娘と3人で記念撮影させてもらい、アート・ベトナム・ギャラリーのスザンヌさんに挨拶をして帰宅しました。

参考リンク

Art Vietnam Gallery

MANZI Art Space

  • この記事を書いた人

丹羽隆志

建築家【経歴】東京都立大学&大学院(深尾精一研究室) ▶︎ 岡部憲明アーキテクチャーネットワーク ▶︎ VTNアーキテクツ パートナー ▶︎ 2018年4月にハノイで独立 ▶︎ 2020年サイゴン川歩道橋コンペで優勝 ▶︎ 妻・子ども3人 ● 一級建築士/ベトナム政府公認建築家/日越大学客員研究員 ● 石川県出身