ホイアンに移住する人たち

今、ホイアンのプロジェクトのプレゼンテーションを10月にシンガポールで開催されるワールド・アーキテクチャー・フェスティバルのために準備しています。

いろいろとホイアンについて調べて行く中であらためて明らかになる魅力。U-cafe 臼田さんによればこの独特の空気に魅せられて完全に移住しているフォトグラファーやアーティストも多いようで、気候も良く文化的なバックグラウンドをもつこの場所についてもっと知りたい欲求に駆られています。

ハノイの濁った湖面もそれはそれで趣きがあるけれど、朝日を臨む海岸やゆったりと流れる川面の脇に広がる街並みと暮らすのは魅力的。最近では日本からの直行便も週に何便かあるようで、もしかすると随分、日本人にも住みやすい環境が整ってきているのかも。

一度、経験して見たいのがホイアンの洪水。丁度、そろそろ長雨が始まり街は水に浸るころ。ホイアンの人が嬉しそうに「去年はここまで水があがった」と壁についたあとで教えてくれた姿がこの街の水との関わりの強さの一端を見せてくれます。ここでは洪水も一つのイベントのようなものなのかもしれません。だから、一度その場所に居合わせて一部始終を目撃してみたい。そう思わせる明るさがこの街にはあります。

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丹羽隆志

建築家【経歴】東京都立大学&大学院(深尾精一研究室) ▶︎ 岡部憲明アーキテクチャーネットワーク ▶︎ VTNアーキテクツ パートナー ▶︎ 2018年4月にハノイで独立 ▶︎ 2020年サイゴン川歩道橋コンペで優勝 ▶︎ 妻・子ども3人 ● 一級建築士/ベトナム政府公認建築家/日越大学客員研究員 ● 石川県出身