2010年から丹羽がパートナー兼ハノイ事務所代表を務めるのがベトナムのヴォ・チョン・ギア・アーキテクツ(Vo Trong Nghia Architects)です。
これまで数多くの竹構造の建築と植物をふんだんにつかったグリーン建築に挑戦してきました。今回、これまでのプロジェクトが日本の建築雑誌a+uマガジンの2016年7月号(no.550)で特集号として出版されました。
a+u(エー・アンド・ユー)2016年7月号/ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツ
2006年から2016年までの計18作品が掲載されていますが、そのなかで丹羽が担当したプロジェクトは、ダイライ・カンフェレンス・ホール (Dailai Conference Hall)、ナマン・リトリート (Naman Retreat)、グリーン・リノベーション2 (Green Renovation 2)、ファーミング・キンダーガーテン (Farming Kindergarten)、ナノコ・パナソニック照明ショールーム (Nanoco - Panasonic Lighting Showroom)になります。
また、これまでの竹構造に関しての経験をもとにコラム「21世紀のグリーン・スティール:竹」を寄稿しました。私たちのこれまでの竹を使ったデザインアプローチが、これまでの竹の構造デザインとどう違うかについて説明をしました。
写真は新建築社の写真家、中山保寛さんに撮り下ろしてもらったものと、ベトナムの信頼する写真家、大木宏之さんのものがメインになっています。写真家によって違う目線で建物が切り取られ、設計した私たちも楽しんで見ることのできるものになっています。
私たちのこれまでの集大成ともいえる作品集です。ぜひお手にとってごらんください。
a+u(エー・アンド・ユー)2016年7月号/ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツ