コンクリートミキサー車のドラムの中はどうなっている

親の職業柄か、重機が大好きな4歳になったばかりの息子。

建設現場の前を通るとテンションがあがります。

ショベルカーとクレーン車に加えて、コンクリートミキサー車(生コン車)にも特別な思い入れがあるようです。

工事現場では手練りコンクリートがメインのハノイ。

ほとんどの小さな現場では、エンジンつきの自走ベッセル(コンクリートを混ぜるドラム)を持ち込んでセメント、砂、砂利、水を混ぜてコンクリートが都度、作られています。

ハノイの市内では、日中は重機や大型トラックの進入が禁止されていることもあり、これまでコンクリートミキサー車をみかけることはほとんどありませんでした。しかし市内で高層ビルなどの大きな現場が増え、道路も整備されるにしたがい、ハノイ市中心部でも少しずつみかけるようになってきました。

コンクリートミキサー車の後ろにつまれたドラムが回転しているのは、中の生コンクリートが固まらないようにするためというのはご存知の方も多いと思います。

日本では、コンクリートの製造開始から、現場でおろすまで1時間半というのがJISで決まっています。

現場でコンクリートを使った後は、その場で洗って工場に帰りますので、帰りはドラムは回転していません。

このドラムの中がどうなっているのか知らなかったのですが、友人からもらった『じどうしゃがいっぱい』という仕掛け絵本のなかに構造がのっていました。ドラムの中をめくってみられるようになっています。

仕事柄馴染み深いものでしたが、中身がこうなっていたのは初めて知りました。

TRUCKS ALL AROUND
TRUCKS ALL AROUND

『じどうしゃがいっぱい』 シンディ・チャン作, リンダ・ハワード絵, 大日本絵画

ただドラムが回転していただけではなく、攪拌用のミキシングフレームという板状のブレードがついていたんですね。このブレードの名前を調べるために、インターネットで検索したところ詳しく説明しているサイトを発見しました。

生コンクリートの学習サイト:ナマコンパーク:生コン車のしくみ

全国生コン青年部協議会の方たちが生コンについて、子供向けにわかりやすく説明しているサイトです。興味をもつ子供たちが多いんだと思います。知っているようで知らないことに気づかされてくれることが、子供といるとたまにあります。一緒に勉強している気分です。

参考リンク

生コンクリートの学習サイト:ナマコンパーク

『じどうしゃがいっぱい』 シンディ・チャン作, リンダ・ハワード絵, 大日本絵画

  • この記事を書いた人

丹羽隆志

建築家【経歴】東京都立大学&大学院(深尾精一研究室) ▶︎ 岡部憲明アーキテクチャーネットワーク ▶︎ VTNアーキテクツ パートナー ▶︎ 2018年4月にハノイで独立 ▶︎ 2020年サイゴン川歩道橋コンペで優勝 ▶︎ 妻・子ども3人 ● 一級建築士/ベトナム政府公認建築家/日越大学客員研究員 ● 石川県出身