最近までベトナムは地震の無い国、と思っていました。
日本に来ているベトナム人の留学生などに聞くと
ベトナムは地震がないよ、、、
なんて言っていたからです。
最近、ふと気になったので、インターネットで調べてみると、ベトナムでも50年に一回はM6~7クラスの地震が起こることがわかりました。
この100年でM6クラスは32回、M7クラスは3回も起きているそうです。
思い込みというのは恐ろしいですね。
M6~7というと地震国日本でさえ結構な被害が起きる可能性がある大きさですから、脆弱な建物だとあっさり壊れる可能性があります。
ましてや基礎がしっかりできてない超高層なんかができてたりしたら、、、、中国で横倒しになった高層アパートも他人事ではないかもしれません。
また、もっと大きい地震も起きる可能性があるわけで、、、などど、考え始めればきりがありません。
ベトナムの建築事情については2月に渡越してから嫌というほど知ることになると思いますが、一建築家として、構造エンジニアリングにもしっかりと日本と変わらず気をつけたいと思います。
また、ベトナムの建築業者にも口をすっぱくして地震の怖さも伝えていかないといけないと思います。
ハノイは比較的地盤が軟らかいようですので、特に気をつけたいです。
四川大地震の時も結構ゆれたとの記事もあります。
安全は危ないと知るところから始まると思います。
さらに詳しくは下のホームページを参照してください。
VIET-JOニュース
「もしもハノイで地震が起こったら」
HOTNAMニュース
「ベトナムの地震対策――ホーチミン市、M5で深刻な被害」
PS. 2014年11月29日に「【建築】ベトナムは本当に地震国なのか?」で、もう少し詳しく調べました。